出産は十人十色で、全く同じ出産はありません。みんな、それぞれ素敵なエピソードがあると思います。
私自身が妊婦のころ、みんなの出産レポートを読んで、出産に向けてイメージトレーニングしていました。
私のレポートを読んで、これから出産される方への励ましになればいいなと思い、書いてみます。
出産予定日が近づいてきて
私の三人目(次女)の出産予定日は、6月の初旬でした。
ただ、一人目(長男)は36週で産まれ、二人目(長女)は38週で産まれていて、多分次女も出産予定日よりは早いだろうなとは思っていました。
そして、上の子ふたりとも分娩時間が短かったので、助産師さんから「陣痛来たかなと思ったらすぐ連絡して!」と言われていました。
陣痛が来た
38週の夜中2時頃にお腹に強い張りを感じて目が覚めました。でも今までも夜中はよく張っていたし、前駆陣痛かな…と思い寝ようとしましたが、生理痛くらいの痛みで何回も張り出しました。
張りの間隔はバラバラだったけど、段々と痛みが強くなってきている気がしたので、4時半頃に主人に声をかけて起こしました。
病院に行くなら、上の子達を実家に預けないといけないので、その準備をしたり、家の用事をしたり、朝ごはんを食べたりしていました。
6時頃になって、痛みの間隔は20〜30分くらいで、生理痛よりも痛いくらいになっていたので、病院に電話して、向かうことになりました。
そこからまたバタバタと準備をして、子ども達を実家に預けて、病院に向かいました。しかし、車の中ではほぼ張りがなくて「やっぱり前駆陣痛だったなぁー」と思っていました。
結局病院に着いたのは9時頃でした。
病院に着いて
尿検査や体重、血圧を測ったりして、診察を待ちました。
内診してもらった結果、子宮口が4センチ開いていてお産が進んできているので、そのまま入院することになりました。
「まだ全然耐えられる痛さだし、陣痛間隔も20分くらいなのにほんとに産まれるのか…」と思っていました。笑
コロナ禍ということもあり、夫は病院で一緒に過ごせなかったので、一旦帰宅しました。
陣痛室で
私の出産した産婦人科は、出産前に浣腸されるので(これが地味に嫌です…)病室に着いてまずトイレに行って、パジャマに着替えました。
無事に病院に着いてもう産んでもいいんだ…という安心感からか、急に陣痛が強くなり、モニターで測ると7、8分間隔で張りが来ていました。
それから30分くらいして、破水しました。内診してもらうと、子宮口も8センチ開いていました。
立ち会い希望だったので、夫に連絡して、バタバタと車椅子に乗せられ、分娩室へ…!
分娩室で
11時頃に分娩室に着きました。
強い痛みは来ていましたが、まだいきみたい感覚はなかったので、吐く息に集中して耐えていました。
「とにかく赤ちゃんが苦しくならないように、落ち着いて呼吸しよう」と決めていました。「赤ちゃん、頑張れー頑張れー」と心の中で唱えていました。
11時20分頃夫も到着しました。
そこからいきみたくなって、子宮口も全開だったので、強い陣痛が来たタイミングで2回ほどいきみました。
最後の2回くらいの陣痛が1番痛かったですが、とにかく呼吸だけに集中していました。会陰が裂けそうだったみたいで、少し切られました。
11時45分元気な赤ちゃんが産まれてくれました。少し羊水を飲んでいたみたいで、すぐには泣かなくて心配しましたが、助産師さんに吸引してもらって、元気に泣いてくれました!
出産後
へその緒を自分で切らせてもらい、身長体重などを測ってもらったあと、分娩台に連れてきてもらいました。
本当に本当に可愛くて、陣痛の痛みを一瞬で忘れて、夫と一緒にしばらく眺めていました。
その間に会陰切開したところを縫合してもらったり(痛い)汚れた場所をきれいにしてもらって、1時間ほど赤ちゃんと夫と過ごしました。
最後に
分娩時間は2時間くらいで、今回もスピード出産になりました。
何回産んでも痛いけど、三人目が1番落ち着いて出産できたのではないかなと思います。
これから出産を控えている方へ。
陣痛の痛みは生理痛のめちゃくちゃ痛いバージョンですが、ずーっと続くわけではないので(痛い時間は一分間くらい)痛くない時間はしっかり休んで、痛い時は呼吸に集中して、乗り越えてください!
文字ばかりで読みにくい場所もあったと思いますが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
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